必見!ダイエットもスキンケアにも使える!「三日坊主」にならず、新しいことをはじめて習慣化する方法

心機一転、気持ちの切り替えが起きやすい春。ジョギングやスポーツジム、習い事など、「トライしてみたいけれど、まだ出来ていない」ことをスタートしたくなる人も多いのでは?でも、いざ新しい事をはじめても、過去の習慣が邪魔してなかなか身につかないのが人間というもの。ここでは、自分らしい暮らしを大切にするミニマリストならではの、新しくはじめて習慣にしていくための方法を解説します。

POINT.1 リスト化して、やりたいことを全部やってみる

まずは文字通り、やりたいことを全部やってみましょう!
最初にあなたがはじめたいこと、新しい習慣にしたいことを、リストアップしてみてください。その中で、時間的、費用的にすぐにはじめるのが難しいものは、一旦後回しにしてください。その上で、すぐにできるものから順にトライしてみるのです。このリストは「バケット・リスト」とも呼ばれています。特別なものではなく、本当にシンプルな箇条書きで大丈夫です。

説明するまでもないですが、やってみて、楽しかったり、しっくりくればもちろんそのまま続けて、思っていたものと違ったら止めましょう。たとえ違っても、自分にはしっくりこないことが分かっただけでも大きな前進です。大切なのは、「やってみて続けられていること」、「やってみて止めたこと」を、それぞれ分かるようにリストにチェックを入れておくことです。こうすると現状を常に可視化して認識できるので、新しい習慣が少しずつでも身に付いていきますよ。

もし、やってみて楽しかったのに続けられなかったことがあれば、次にリストを作成する際にもう一度記入して、チャレンジしてもOKです。なるべく続けていくための工夫については、下記でさらに説明していきますね。

POINT.2  まずは25分間、を続けてみる

なにか新しいことを続けていくには、自分の中の「面倒くさい」という気持ちと戦う必要がありますよね。その対抗策としておすすめなのが、「毎日ちょっとだけ」を続ける方法です。こうすれば心理的負担が少なくなり、新しいことを続けやすくなるからです。

この「ちょっとだけ」におすすめの時間が、25分間です。これは「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれるもので、エンジニアなど、高い集中力を必要とする職場でよく取り入れられています。

方法はとっても簡単!「25分何かする+5分の休憩」を1セットにして4回繰り返し、その後30分間の休憩を取るだけ。なぜサイクルなのかと言うと、人は30分周期で集中力を保つとされているからです。実際、その効果は広く認められており、エンジニアだけでなく受験生、読書習慣を身に付けたい方など、様々なシーンで活用されています。

このテクニックを活かして、まずは、「毎日25分間だけ」やってみることからはじめてみてはいかがでしょうか?そして慣れてきたら、25分を2セット、3セット、と増やしていきましょう。

POINT.3 途中でサボってもいいから、2ヵ月だけ続けてみる

ロンドン大学の最近の研究によると、新しく始めたことが習慣として身に付く(=苦もなく無意識に行動できる状態)ために必要とされる期間は、平均66日間、約2ヵ月間だそうです。身に付けたい習慣の内容や程度にもよりますが、大抵の習慣はこの期間で身に付くそうなので、そこを目指してみては?面倒くさくても「まずは2ヵ月」でいいのなら、なんとか頑張れそうですよね。

ただ、この時1つだけ注意点があります。それは、もし途中で1日サボってしまっても気にしないこと。なぜなら、なにかを継続できず挫折する人の特長の1つに、サボってしまった際に「自分はダメだ」とマイナスの感情に囚われてしまうことがあるからです。反対に、挫折を「次への学び」だと受け入れて、「自分が成長する一歩」だとプラスに捉えると、自己成長へとつなげられます。立ち上がり、再び続けていくことができるのです。そもそも、人は何かに挑戦しなければ挫折を知ることもありません。ですから、挫折は自分にとって大切な学びの場であり自己成長のチャンス。「次に生かそう」という思いで「挫折」を受け入れ、失敗を繰り返さないように、次に活かす方法を考えることが大切です。

ちなみに、例えサボった日があっても2ヵ月継続すれば、きちんと身に付くことが証明されているそうです。毎日するべきことを週4日にしても、それを6週間続ければ、習慣化できたという研究もあります。どうぞご安心ください。ですが、最初の数日間でサボってしまうと、続けることを諦めてしまう場合が多いそうなので、まずは休まずにがんばってみてくださいね。

POINT.4  小さな目標達成を積み重ねていこう

ここまで、はじめて続けるコツをお伝えしてきましたが、例え25分、2ヵ月間と言えども、ハードルが高く感じる人もいるかも知れません。そんな方におすすめなのが、小さな目標を設定し、その達成を積み重ねていくことです。

例えば「ジムに週2回、1時間通う」が最終目標であれば、まずは、「週二回、ジムに通える時間に会社を出る」という目標にしても大丈夫です。それくらいなら、始められそうに感じませんか?

たったそれだけ?と思われるかも知れませんね。ですが人の脳には、モチベーションのコントロールを司る「側坐核(そくざかく)」という部分があり、「実際に行動を起こす」ことで刺激を受けて活性化します。つまり、人は「やる気があるから行動を始める」のではなく、「行動していくうちにやる気が出てくる」ということです。

この効果を上手に利用するために、例えわずかでも行動を起こすことが大切です。「週二回、ジムに通える時間に会社を出る」ことができたなら、そこから、「一度体験にいってみる」「週1回、30分だけジムに通ってみる」など目標を少しずつ引き上げていきましょう。こうすれば、無理なく目標に近づき、最終的に習慣化していくことができるはず。大切なのは、続けていくことです。どうぞあせらず無理なくやってみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか。習慣を変えるのはなかなか難しいものですが、ぜひ小さなことからはじめて、続けてみてくださいね。スキンケアも、もし今の形を続けて良いのかと迷いを感じているなら、自分にあったものを探すタイミングが来ているのかも。新しいアプローチのスキンケア方法や美容アイテムを取り入れるならば、お肌の変化を確認しながら、まずは2か月しっかりと実践してみることが大切です。美は一日にしてならず。美ボディに、美肌にと美容ほど、三日坊主にならない努力が必要なものはないかもしれません。


<参照>
新しい事をはじめる、新しい習慣を身に着ける方法
習慣化には科学的なコツがある。成功談に学ぶ「続ける技術」

習慣は平均66日の繰り返しによって作られる。成功を導く「習慣の作り方」
忙しさのスキマを使え!「25分読書」で無理なく読書を習慣化しよう
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